ヒアルロン酸の種類と効果の違いを生む、
保水力と分子量の関係
ヒアルロン酸の抜群の
保水力と分子構造の仕組み
ヒアルロン酸は、糖の仲間である「N-アセチルグルコサミン」と「グルクロン酸」という2つの成分が、一列に並んで結合してできています。私たちの体の中では、この2つの糖が数万個も結合して、まるで「くさり」のような行列をつくっているのです。

この長く連なった「くさり」のようなユニークな分子構造が、ヒアルロン酸の高い保水力の秘密です。長いくさりが「網」のように複雑に絡み合い、水分を抱え込んで離しません。その力は、わずか1gで2〜6リットルの水分を蓄えられると言われています。

分子量(大きさ)の違いにより
肌への浸透度が変化するヒアルロン酸
実はヒアルロン酸は、「分子量(大きさ)」の違いでテクスチャー(粘度)がガラリと変わります。その差は一目瞭然です。それぞれのヒアルロン酸にビー玉を入れて動きの違いを見てみましょう。
(動画で使われているのは、同じ量のヒアルロン酸の粉を水分と混ぜた水溶液です。)
(左)高分子ヒアルロン酸
分子量の大きいヒアルロン酸は非常に粘度が高いため、中に入れたビー玉はゆっくりと時間をかけて落下していきます。肌ではその高い粘性を活かして肌の表面にしっかりととどまり保護膜を形成し、うるおいを与えて乾燥から守る働きをしてくれます。
(右)低分子ヒアルロン酸
分子量の小さいヒアルロン酸は水のようにサラサラとしているため、ビー玉は引っかかることなく、なめらかにストンと落下していきます。肌では、このサラサラとした性質を活かして肌の奥(角質層)まで深く浸透し、内側からみずみずしいハリや弾力をサポートしてくれます。
分子の違いで肌への浸透度が異なるからこそ、高分子ヒアルロン酸で肌を外側から守り、低分子ヒアルロン酸で内側からうるおいを届けるケアが効果的だと言えます。化粧品に含まれるヒアルロン酸の“分子量の大きさ”にも着目して、毎日のうるおいケアを見直してみませんか?
5種類の高機能ヒアルロン酸が
しぼみ肌にアプローチ
年齢とともに減少してしまうヒアルロン酸。そんなヒアルロン酸をスキンケアで外側から補うために開発されたのが、キユーピー独自の技術による5種類の「高機能ヒアルロン酸」です。

- 通常の3倍の保湿力を持つ「濃厚保湿ヒアルロン酸」
従来のヒアルロン酸よりもしっとり感が長持ちするのが特徴。肌の表面でうるおいを蓄え、乾燥をじっくりと防ぎます。 - 肌の乾燥やダメージを増やさない「保護ベールヒアルロン酸」
肌の表面にぴったりと密着して洗っても流れ落ちにくいうるおいの保護膜をつくり、乾燥などの外部刺激から肌を守ります。 - 肌を整えてキメを作る「整肌ヒアルロン酸」
うるおいを与えるだけでなく、乱れがちな角質層を整える働きを持っています。肌のバリア機能をサポートし、健やかなコンディションへと導きます。 - 肌に深く浸透しみずみずしさを保つ「高浸透ヒアルロン酸」
肌の角質層まで深く浸透できる低分子のヒアルロン酸。角質層に浸透してとどまるため、洗顔後でも肌の内側からみずみずしいうるおいで満たします。 - 肌のハリを目覚めさせる「ハリ生成ヒアルロン酸」
「高浸透ヒアルロン酸」よりもさらに分子の小さい超低分子ヒアルロン酸。角質層のすみずみまで浸透し、肌の「ハリ・弾力」をサポートします。
このように、分子量の大きさによって異なるアプローチができる高機能ヒアルロン酸を、肌の悩みに合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。
キユーピー株式会社 研究開発本部
松岡亮輔
博士(農学)。1999年、キユーピー株式会社研究所入社。自社素材(酢酸菌、卵黄コリンなど)の機能性表示食品届出および用途拡大に向けた研究に従事。
ヒアルロン酸の分野では、ヒト試験をはじめ、学術業務などを担当。
中国・東南アジアのアカデミアと連携し、現地でのサラダ文化定着に向けた研究・啓発。サラダ・タマゴ・油脂の健康価値探索と啓発。
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