キユーピーのヒアルロン酸を支える工場と研究技術

キユーピーのヒアルロン酸を支える工場と研究技術
  • 公開日:2026年10月29日
  • 最終更新日:2026年10月29日

「五霞工場」でつくられるヒアルロン酸

ヒアルロン酸の国内出荷量においてNo.1(※)の主要メーカーであるキユーピー。そんなキユーピーのヒアルロン酸の主要な生産拠点が、茨城県にある広大な「五霞工場」です。

五霞工場でつくられるヒアルロン酸は、最先端の医療現場で使われる医薬品用から、毎日のスキンケアに欠かせない化粧品用、健康をサポートする食品用まで、用途に合わせて30種類以上が製造されています。

中でも、キユーピー独自の高機能ヒアルロン酸は、キユーピーが開発した微生物発酵法によって製造されています。微生物を培養(発酵)させてヒアルロン酸を生成し、高度な濾過や精製、クリーンな環境での充填、そして厳格な規格分析を経て、国内外に出荷されています。

キユーピーの高品質なヒアルロン酸を
届ける製造・品質管理

30種類以上もの多様なヒアルロン酸を最高の状態でお届けするため、五霞工場では、手作業と自動化のメリットを生かした独自の製造・検査体制を採用しています。良質な原料をもとに発酵技術を用いてつくり出したヒアルロン酸原液を、活性炭を入れた濾過槽で不純物を濾過した後に精製。完成したヒアルロン酸は厳しい規格分析を経て出荷されます。このように、部署ごとのプロの目で確かな品質を確保。的確な原材料調達を経て、厳しい試験をクリアした安心・安全な製品が出荷されているのです。

とろみのあるヒアルロン酸の液体を容器から注いでいる写真

ヒアルロン酸に新しい「チカラ」を
プラスするキユーピーの独自技術

40年以上にわたるキユーピーのヒアルロン酸研究の歴史は、マヨネーズの主原料である卵とお酢の研究から始まりました。1985年には鶏の鶏冠(とさか)由来の「鶏冠抽出法」による製造をスタートし、2004年にはお酢の発酵技術を用いた独自の「微生物発酵法」を確立。安定したヒアルロン酸生産を実現しました。

キユーピーのヒアルロン酸生産で大きな強みとなっているのが、独自の「分子量コントロール技術」と「修飾技術」です。分子の大きさを自在に変えたり、新しい機能をプラスしたりすることで、ただうるおうだけではない化粧品用の「高機能ヒアルロン酸」が誕生しました。

キユーピーの高機能ヒアルロン酸5種類と、それを配合した商品開発の流れを紹介した図

さらにキユーピーは、長年の研究により培った独自の技術で、新しい機能を持った5種類の高機能ヒアルロン酸を開発しました。

5種類の高機能ヒアルロン酸

ヒアルロン酸本来の高い保水性・保湿性に加え、さまざまな機能を持ったヒアルロン酸が、化粧品で活用されています。

<脚注>
(※)富士経済「H・Bフーズマーケティング便覧2025 No.3機能性表示別市場分析編」〈肌の保湿・サプリメント・2023年・販売高No.1〉

松岡亮輔
この記事を監修してくれたのは…

キユーピー株式会社 研究開発本部
松岡亮輔

博士(農学)。1999年、キユーピー株式会社研究所入社。自社素材(酢酸菌、卵黄コリンなど)の機能性表示食品届出および用途拡大に向けた研究に従事。

ヒアルロン酸の分野では、ヒト試験をはじめ、学術業務などを担当。

中国・東南アジアのアカデミアと連携し、現地でのサラダ文化定着に向けた研究・啓発。サラダ・タマゴ・油脂の健康価値探索と啓発。

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